ダッカ市内の交通手段を勝手にまとめてみる 〜UberMOTOがかなりイケてます〜
こんばんは、インターン中の脱皮です。
本日は、バングラデシュの首都、ダッカの移動・交通手段について触れたいと思います。
バングラデシュといえば、えげつない人口密度の高さで有名です。
シンガポールなどの面積の小さい国を除くと、
世界でNo1の人口密度の高さを誇ります。(1平方キロメートルあたり1084人 : 2015年)
そんなバングラデシュの首都ダッカには必然的に特に多くの人々が集まります。
そしてそこで発生するのは、やはり、渋滞、渋滞、渋滞の嵐。
どこへ行こうにも想定の数十分遅く着くことは考えておく必要があります。
インフラ整備が整っていなかったり、交通ルールが無かったり(信号もほとんどありません)、みんな我先に進もうとすることが(これは本当危ない)、あちこちに渋滞を生んでしまっている状況なのです。
さてそんな現状に、街の人々も笑いながら
「今日も渋滞で遅れちゃった!」
「ダッカは本当渋滞が酷いね〜」
などと話しているわけですが、それでも人々の生活の足には、ダッカならではの移動の便が根付いているわけです。炎天下の中歩くことは大変ですし。
そんなダッカ市内の移動手段について、
移動時間・安さ・快適さ・利便性の観点でこれからダッカへ来られる方に向けて、勝手におすすめを考えてみたいと思います!!
※あくまでも個人的意見なのでご了承くださいませ。
1. タクシー
はい、早速登場のタクシーですが、正直どこの国にもあると思われます。笑
ですが何と言っても、車内の快適さと安全性にはダッカ内においても定評があります。
バングラ内のどの乗り物も、初めての方にはアトラクション級にスリルワクワクがあると思いますが、タクシーはエアコン完備、車体に守られている感があるので、安全快適さを求めるなら迷わずタクシーをおすすめします。
しかし、値段はその分高い点や、空港以外ではあまり遭遇できない点があります。
タクシーを使いたったらホテルのフロントなどで呼ぶのがいいかもしれません。
値段はおよそ20分で300tk〜程ですが、外国人価格として上げれる可能性も。
空港から市内はもっとすると思われます。
メーターもついてますが、運転手さん次第のところはあると思います。笑
が、それでも日本の料金に比べると安いですよね。
移動時間 ★★★☆☆
安さ ☆☆☆☆☆
快適さ ★★★★★
利便性 ★★☆☆☆
2. バス
お次はバス。
何と言っても安さはピカイチ。他の交通手段とは一線を画します。
決まった料金があるらしいので、外国人料金などと言って多めに取られることはないでしょう。
市内ならどこへ行くにも10tk~40tkほどで乗れると思います。
しかし、ベンガル語を使えない限り利便性はぐっと下がります。
英語表記は全くないですし、いつ、どこで停車し、などのルールは未だに理解できておりません。。。
また大通りのみの運行となっているそうです。
乗る際は、走っているバスに 乗せて! と合図を送り、
スタッフ(?)の方が腕を掴んでバスは走りながら乗せてもらうスタイルです。
降りるときも動いている車体でおります。まあ危険です。笑
また車内は混むこともあり、利便性や快適さに関してはその人の感覚次第だと思います!
移動時間 ★★☆☆☆
安さ ★★★★★★
快適さ ★★☆☆☆
利便性 ☆☆☆☆☆
3. リキシャ
正直「ダッカといえばリキシャ」みたいなところ、あります。笑
大通りから細い道までどこに至るまでリキシャのおじさん、お兄さんたちが待ち構えているので、乗りたい時にすぐ乗れます。
英語があまり通じないこともありますが、目的地を言えばだいたい乗せてくれます。
が、あまりに遠い場所を要求すると ノー となることもあるので、その時は多めのお金を支払うか、他の交通手段で行くことがいいと思います。
なんせ、炎天下の下、遠いところまで漕いでもらうのは、乗ってるこちらとしても慣れないというか、申し訳ない気持ちになります。(座ってるだけで汗出ることもあります)
また、スピード感がどうしても他の乗り物に比べたら劣る点や、
安全面もなんとも言えないことがあります。
他のスピードを出しまくる乗り物と同じ道路を一緒に走るので、たまに躊躇なく右左折したり「え、そこ行く!?」みたいな状況で突っ込むこともあります。笑
本当運転手さんのスキルには感銘です。
料金は正直曖昧すぎて確実ではないのですが(運転手さん次第)
15分ほど乗せてもらったら50tkほどなんだと思います。
それ以上要求されることもありますし、
乗る前にHow much?と聞いても、首を傾げられる場合もあるので、わからないところです。
ただ、明らかにぼったくられる場合もあるので、その時は交渉してもらうといいと思います。
移動時間 ★☆☆☆☆
安さ ★★★☆☆
快適さ ★★☆☆☆
利便性 ★★★★☆
4. CNG
エンジン付きの三輪車。意外と小回りが利き、細い道でもスイスイ進みます。
メーターが車内にしっかりあるのにもかかわらず、ほとんど使っている人はいません。笑
しかしCNGの運転手さんの場合、乗る前にあらかじめ いくら と言ってくる人が多いので、そこは安心です。
雨の多いダッカでも、屋根があるので濡れることは無いですし、クーラーがなくても風があるので涼しいです。
合図を送って、どこどこへ行きたい、いくらですか、と話せばだいたい乗せてくれるでしょう!リキシャを使う時よりも、遠くへ行きたい時にオススメです。
値段は20分200tk~くらいだと思いますが、こちらもIt depends感はあります。笑
渋滞で遅くなれば、もっと要求されることもあるかもしれません。
ただ、こちらも車体に守られてる感はあるので安全性はそこそこあります。
移動時間 ★★★☆☆
安さ ★★☆☆☆
快適さ ★★★☆☆
利便性 ★★★★☆
5. UberMOTO(バイク)
(Image credit: Uber)
そして出ました!僕の推しのUber MOTO!!
バングラに来て3週間にしてその存在を知ったのですが、何と言っても便利で安くて早くて、感動の一品です。笑
そしてダッカ市内ではかなり流通しています。
世界で流行り中(?)のUberのアプリを使えば、普通の車以外の選択肢にMOTOといって、バイクが来てくれるんです。
支払いもスマホで前払いなので、ぼったくられることもありません。チップも要求されません。とにかくやすいです。15分乗って60tkとかでした。
だいたいどこにいても5分以内に迎えに来てくれ、行きたいところに連れてってくれます。
どんなに混雑していても、バイクの小幅の利点を聞かせてスイスイ進みますし、スピード感がとてもあります。ありすぎて振り落とされそうになることも()
そして、何より個人的なおすすめポイントなのですが、
なんというか『モーターサイクル・ダイアリーズ』のあの感じを味わえるんですよね。。。
途上国の風に乗りながら颯爽と道路を駆け抜けるあの感じ...(ただ運転手さんの後ろに乗せてもらってるだけ)
..とまあ、そんな気分に浸りたい方は是非チャレンジしてみてほしいです。笑
ただ難点も幾つかあって、
たまにいくら待っても来てくれない運転手もいます。電話をかけるとベンガル語であーだこーだ言われるのですが全く理解できず。
あとは経験談なのですが、車通りの多い道路をスピード出して走ってる最中に、
しょっちゅう後ろ向いて話しかけてくる運転手もいました。おそらく日本人が珍しいので話したい!!みたいな感じなんでしょうが、いや前向いて!みたいな、とにかく死ぬかと思いました。笑
でもそれ込みで面白いのでUberMOTOはおすすめです!
移動時間 ★★★★★
安さ ★★★★☆
快適さ ★★★☆☆
利便性 ★★★★★
と5つの移動手段について勝手に評価させてもらったのですが、どれもTPOに合わせて使うのが結局一番だと思います。近場ならリキシャ、遠くならタクシー、節約したいならUberMOTOみたいに。
勝手におすすめしましたが、正直自分の好き嫌いがあると思うので、どれもトライしてみてくださいませ。笑
では、長々と書きましたが本日はここまで。
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PS. 長い文章書くのは難しいですね。。でも一皮むけたかな。